こんにちは。2019年6月10日発売の週刊少年ジャンプより、火ノ丸相撲【第244番】を読みましたのでご紹介します。
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243話では、大相撲9月場所、千秋楽の最後の取り組みが始まりました。横綱、刃皇に挑むのは大関の草薙。
この取り組みで刃皇が負けるようなことがあれば2敗となり、鬼丸、冴ノ山、大包平の3人と並ぶことになります。一進一退の攻防を見せる2人の決着は果たして…。
目次
火ノ丸相撲【244話】最新話ネタバレあらすじ
刃皇の押しに態勢を崩す草薙。これが…史上最強の横綱の底力…!
「届かなかった…完敗だ…」
態勢を崩した草薙は諦めてしまいます。「おう、勝てよ!!」土俵に入る前、火ノ丸は草薙に声をかけます。
「頼んだよ草介君」「お前が最後の砦や…頼むで」火ノ丸だけでなく、三日月や童子切など、国宝世代の皆んなが自分に託したこの大一番。
草薙は走馬灯のように思い出していました。
「まるで…団体戦みたいだ…」それは、草薙の理想、大和国とは程遠い悪足掻きでした。刃皇の足に自分の足を絡ませ、河津描けを繰り出します。
「理想より美学より…今は勝って繋ぐ!!」そんな草薙に怒りの表情を浮かべる刃皇。
「大和国はそんなことしねぇ〜〜!!」そのまま草薙を土俵に叩きつけます。
「勝負あり!!刃皇の優勝…」行司の声を遮り土俵の横から声がします。
「待ってくださいな、見えとったんは…俺だけか?」童子切が手を挙げ、物言いをします。
「協議の結果…行司軍配差し違えで、草薙の勝ちと致します!」刃皇の足の小指が草薙を投げ切る前に土俵の外に出ていたのです。
「優勝決定戦だぁー!」盛り上がる会場。現在2敗は、大包平、冴ノ山、鬼丸に加え刃皇の4人。
複数人勝敗が並んだ時は、トーナメントで勝ち抜きの優勝決定戦を行います。トーナメントの抽選が行われました。
「これはなんと…」解説者が抽選の結果を読み上げます。
「柴木山部屋と朝陽川部屋のW同部屋対決です!!」
トーナメントの初戦は、柴木山部屋の鬼丸と冴ノ山、朝陽川部屋の刃皇と大包平の同部屋対決となります。
火ノ丸相撲【244話】を読んだ感想
刃皇と草薙の結果は前回の最後にほぼ分かっていました。今回の内容は個人的には物足りないところがありますが、優勝決定戦で3取り組みを描かないといけないことを考えると、物足りない決着でも仕方ないと思います。
刃皇のミスにより草薙の勝ちとなった一番ですが、今回の一番で温めていた決着の着け方を使うのはもったいないと思うので、今回が残念だった分優勝決定戦で大きく盛り上げてくれることを楽しみにしたいです。
トーナメントの対戦もおもしろみのある対戦相手です。
火ノ丸相撲【245話】を考察
予想通り鬼丸と刃皇は決勝戦で当たる組み合わせになりました。同部屋対決も分場所では実現しない対戦のため、予想通りです。
一度戦った相手との戦いをもう一度描くのもおましろみに欠けますし、当然の対戦相手だと思います。
勝負の結果はもちろん鬼丸と刃皇が勝ち、2人の優勝決定戦と予想します。これは外れる事はないと思うので、自信を持って予想します。決勝もここまで来れば火ノ丸の勝ちで固いと思います。
最終回が近づいているような盛り上げ方なので、最後は火ノ丸なら勝って有終の美を飾って欲しいです。