めちゃコミックで配信中の「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」34話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
レオンの死という最悪の未来から過去に戻ったエリサ。
未来を変える決心を固め、陰謀渦巻く中、ただ一人、立ち向かうエリサ。
第二皇子のパーティで精霊を召喚し、周囲のみならず、
皇帝の興味を惹きつけたのでした。
水の精霊を使ってエリサは、水脈を当てて民を救う事を決意しますが…?
目次
皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~34話ネタバレ
ローハンと呼ばれ、第1騎士ローハンは、
皇女ジェイリンに会うべく館を訪れます。
毎回こうして出迎えなくても…お体に障ります。
と、ジェイリンの容態を気にして声をかける、ローハン。
ささやかな私の楽しみを奪わないでください、とジェイリン。
どうぞ、すぐにお食事を用意しますのでと早速、
豪華な食事がテーブルに並びます。
第二皇妃様の護衛のために西部に行かれると?
思わずフォークを落とし、尋ねるジェイリン。
対し、陛下のご命令です、と答えるローハン。
そうですかとジェイリンは返し…。
先日も第二皇妃様に付き添って、首都治安隊を訪問されたと聞きましたけれども、
陛下は第二皇妃様をとても大事にされているようですね。
第一騎士団、それも団長のあなたを付き添いに選ぶなどと、
嫉妬の色をわずかに滲ませるシェイリン。
第三皇子様の騎士団はまだ作られていませんし、
皇太子殿下の騎士団もまだできて間もないので、
私が行くのは当然でしょう、とローハン。
もうすぐ遠くへ行かれてしまうのは寂しいですと、
シュンとした顔で答えるジェイリンなのでした。
今夜は私と一緒にいてくださいませんか?と申し出るも、
すみません、今回の任務を規模が大きく、
準備に時間がかかりそうなので…と、
事務的に断りを入れるローハンなのでした。
ローハンは大抵彼女の希望を聞いてくれるけれども、
こういう類の提案には、一度も応じてくださらない。
とても堅気な騎士なのでした。
婚約する前、そもそも、ローハンは、私への愛はないと言い、
それでもローハンを誰かに取られるよりかは、マシかと思ったジェイリン。
やはりあれは警告だったのね、と皇帝カイトの名を呟くジェイリン。
あげたものをまた奪うなんて反則よ?
ましてや、あげたように見せかけ、それを奪おうと脅すなんてもっての他、
真珠の耳飾りを強く握りしめたため拳から流れ出す血。
カイトにはわからないのでしょう?
人の心がどれほど繊細なのかと。
恐ろしい形相で呟くジェイリン…。
一方その頃。
第二皇妃宮では、最近はずっと騒がしい日が続いていたけれど、
ここ数日は特に酷く、西部に発つ前に、
なんとも身辺を確認して、準備をしなければならなかったのでした。
私が留守中に、宮に、何かあったら皇太子殿下を頼るように、
と侍女に言伝を残す第二皇妃エリサ。
一方その、アセンシオは初めて西部会議に参席する日で、
同様に忙しかったのですが。
第二皇妃様、と声をかけ、駆け寄る皇太子アセンシオ。
ようやく今日、皇太子として認められました、
と嬉しい報告をする、アセンシオでした。
どうでしたか?と感想を尋ねられると、
ドキドキしました、と率直に答える皇太子。
普段僕のことをよく思っていない貴族たちも、
皆が僕を見て僕の言葉に耳を傾けていました、と答えるのでした。
まるで何かできそうな気がする、と力を宿ったような心持ちです。
と、答えるアセンシオ。
その純粋な答えに、微笑みで返すエリサ。
変えられますよ、と純粋な顔のアセンシオに、笑顔で返し。
これからもこうして、第二皇妃様の犠牲の上に、ですか?と尋ねる、アセンシオに対し。
子供が親を踏んで立つの当たり前のこと、悪いことではありません。と、エリサ。
これから西部の報告はすべて皇太子殿下を経て、政務会議で発表されること。
良い結果は、皇太子殿下の功績となるでしょう。
僕は良い工程になりたいですですが、
それ以上にあなたの自慢の息子になりたいです、と。
自分の純粋な想いを告白する、皇太子アセンシオ。
前者はこれから、後者は既に叶えておられますよ、
とささやかな願いに深い愛情で答える、エリサなのでした。
そしてその愛に満ちた言葉に対し、
強くて美しい僕の母さん、とエリサを本当の母親として、
心の中に認めるのでした。
「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」34話の感想です。
いつも深い愛情をもって答える第二皇妃。
皆の信頼を受けて西へと旅経ちます。
エリサは今後どうなるのでしょうか。
次回をお楽しみに!
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