こんにちは。2020年3月18日発売の週刊少年マガジンより、ランウェイで笑って【133話】「目標個数」を読みました。この記事では、ランウェイで笑って【133話】のネタバレと感想についてご紹介します。
132話では、”服のためのランウェイ”と化したTGCのステージで、身長のハンデを抱える千雪はトップモデルとの差に打ちのめされます。
しかし既に仕事スイッチの入っていた育人の出迎えによって、千雪はそこが楽しむだけの場ではないと改めて気づかされるのでした。
目次
ランウェイで笑って【133話】最新話ネタバレあらすじ
TGCに参加する以前、育人は会議室で自分のブランドの名前について思案していました。
同席する花丘と佐久間はバッグの売り上げ目標について言い争っていました。
30個では少ないと主張する花丘に、佐久間は全体目標である500個の約15分の1である30個を一日で売ることのすごさを語り、まずは30個目標に頑張ろうと言います。
育人はそれを聞きながら、ブランド名を考えていたノートにメモした「smile」を丸で囲みます。その下には、着た人が笑顔になると書かれていました。
なんでランウェイで笑ってはいけないのか。育人の思いがそこに繋がっています。
場面は再び現在。育人は舞台裏でバッグの調整に追われながらも、その表情は輝いています。
千雪と漣によりスぺコレの雰囲気慣れた客席は再び歓声が蘇っていました。
そんな中、バッグも見て欲しいと願っている佐久間の耳に、モデルたちが複数のバッグを使い分けていると勘違いしている客の声が入ってきます。
しかしそれは育人がアイディアを出し、開発を重ねて実現させてきた変形するバッグによるものです。
佐久間は育人がすごいことをしているということをもっと観客に知って欲しいと願います。
ステージ裏で、バッグの要点である三角の小さいパーツを見つめていた育人に、モデルの一人が話しかけてきます。
このバッグが欲しいから、いつから買えるかと言うのです。
観客にもバッグが注目され始めていました。そしてスマホを見ていた佐久間表情が変わります。
まだショー中なのに、発注数が30個の目標を達成してしまったのです。
しかしそんな中、加地の表情は曇っていました。
シャルがまだ到着していなかったのです。
ランウェイで笑って【133話】感想
タイトルの通り、ランウェイで笑うということはこの物語の一つのテーマです。育人は”服のためのランウェイ”においてモデルが笑ってはいけないということに素朴な疑問を抱いていますが、答えに辿り着くための道のりの一つとして今このTGCがあるように思います。
服を見せるため、言い換えるならば服を売るためのランウェイは、モデルの人気先行のTGCのステージとは対極にあります。
そのために佐久間はTGCの雰囲気が元に戻ってしまったことから、バッグが売れるかの心配をしていたわけですが、育人たちの想いを乗せたバッグの魅力は観客に伝わりはじめています。
その先に、育人の求める答えの一つが見つかるのではないかと思います。
ランウェイで笑って【134話】考察予想
スペシャルコレクションのフィナーレを飾るはずのシャルロットが未だ到着していません。それは開幕前に降りはじめた大雨とも関係しているかもしれませんが、到着しないか、あるいは到着する前に何度か出番を飛ばす可能性はあります。
すると当然考えられるのは今後の千雪の扱い。千雪は前回打ちのめされ、しかしそこからあらためて気持ちは前向きになっています。他のセイラを含むトップモデルたちとの密かなせめぎ合いもまだ序盤と言えるでしょう。
それがシャルロットの遅れとどう関わってくるか。ステージ上の戦いはまだ続きそうです。
まとめ
2020年3月18日発売の週刊少年マガジンより、ランウェイで笑って【133話】「目標個数」のネタバレと感想についてご紹介します。