こんにちは。2019年11月27日発売の週刊少年マガジンより、線は、僕を描く【第23話】「勝負」を読みましたのでご紹介します。
前話を読んでいない方やもういちど振り返りたい方はこちら
22話では、湖山の揮豪会が開催されました。水墨画が分からない人達も感動し、涙を流す観客たち。
霜介も湖山のすごさを改めて感じていましたが、この揮豪会では湖山自身が水墨画が出来る幸せ、人と繋がれる幸せを一番感じていました。
目次
線は、僕を描く【23話】最新話ネタバレあらすじ
日も落ちて、学校祭は終わりを告げようとしています。
しかしこれから夜の部もあるようで、準備をするはずの霜介がいないと言いながら古前はせわしなく走り回っています。
霜介を探す千瑛は、部室へと向かう途中で湖山の事を褒める人たちの声を聞き、顔を赤くして喜んでいました。
千瑛が部室に行くと霜介はいましたが、入って来た千瑛には気づかず屈伸や反復横跳び、ジャンプをしています。
笑いを我慢できなかった千瑛が吹き出してしまったことで、霜介はようやく千瑛に気付きます。
霜介は湖山の絵を見ていてもたってもいられなくなったようですが、先ほどの行動を思い出すと千瑛は笑いが止まりません。
千瑛は霜介に湖山からの伝言を伝えに来ていました。いいものが描けたら見せに来いという湖山の言葉を聞き、それが菊のことを指していると気づきます。
そこから世間話が続き、千瑛が有名私立大学に通っていることなどが分かりますが、千瑛は霜介たちと出会えたことの方が素晴らしく、楽しいことが多いと言って笑います。
笑う千瑛を霜介が見ていると、窓の外でキャンプファイヤーが始まりました。
霜介はこれの準備に呼ばれていたのですが、忘れていて結局行きませんでした。
キャンプファイヤーを見つめる千瑛の横顔を見て、霜介は千瑛が湖山賞にこだわるわけを聞きます。
千瑛は湖山に認めさせたい、負けたくないと思っていたと話します。
しかし、霜介と出会って水墨画を始めた最初の気持ちを思い出した千瑛は欲しいのは湖山賞ではなく、湖山賞を獲るに値する美しい絵を描きたいと答えます。
前に進もうとする千瑛と違い、まだ明確な目標が無い霜介ですが、千瑛は手本に沿ったものではなく、霜介が見出した”美”を見てみたい、その時霜介と千瑛は対等になれると話します。
湖山は千瑛の言葉を聞き、自分の絵を探すこと、そして湖山賞をかけて千瑛と勝負することを誓います。
湖山賞まで千瑛とはしばらくのお別れとなりますが、霜介はまた会う日に胸を張れるように頑張ります。
線は、僕を描く【23話】の感想
今回の話では、いつもとは違う千瑛の笑顔を見ることが出来ました。ニコッではなく、ハハッと声を出すタイプの笑いです。
割とツンツンしていた千瑛が霜介と出会ったことで、どんどん人としても魅力的になっていくのが見ていてとても気持ちがいいです。
今回の話で、千瑛とはしばらくの別れとなりました。霜介は湖山のもとへ通い続けると思うのですが、千瑛は家にはいないのでしょうか?2人のこれからが、とても楽しみになる話でした。
線は、僕を描く【24話】を考察予想
霜介は今まで湖山、千瑛、翠山、西濱、斎藤の絵を見ました。今から探すのは人の絵を見て描くものではなく自分だけの絵です。
自分の絵を探す上で、まずは人の絵をしっかりと観察するのだと思います。湖山の絵は優しさ、西濱の絵は豪快さと言ったように、人それぞれ絵に人柄が出ています。
それが一体何なのか、自分には一体何があるのかをもう一度見直すことが、霜介だけの絵を描くことにつながると思います。湖山賞の題が菊になるわけではないと思うので、湖山賞の絵が楽しみです。
まとめ
線は、僕を描く【第23話】「勝負」のネタバレと感想&24話の考察予想についてまとめました。