2022年3月17日発売の週刊少年チャンピオン16号掲載の「弱虫ペダル」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
巻島たちOBが総北高校のインターハイ2年連続優勝を祝福する中、取材陣に囲まれていた坂道。
巻島と会うことを坂道は楽しみにしていましたが、巻島は飛行機の搭乗時間が迫り、帰ってしまいました。
落ち込む坂道でしたが、田所や金城が心残りがある様子の巻島を説得し、坂道の元へ戻るのでした。
目次
弱虫ペダル678話ネタバレ
バスに乗り込もうとした寒咲は、坂道の背後を見て驚いたような顔をしていました。
坂道はその顔を見て立ち止まります。
そして地面の影を見て、自分の後ろに誰かいることに気づきました。
風でたなびく長い髪・・・
それは坂道がとても見覚えのある影でした。
そして「よぉ小野田」と背後から、坂道を呼ぶ声が聞こえました。
その声で巻島がいると確信した坂道は、驚いて後ろを振り返ります。
坂道は高鳴る心臓を抑えながら、真っすぐ巻島を見つめます。
そんな彼の様子を見て、照れ臭そうに髪を触る巻島。
しかし坂道は突然の出来事であまりに驚き、なかなか言葉がでてきませんでした。
それでも何か言わなければと考えた坂道は「消えないでください!巻島さん!」という言葉を咄嗟に口走りました。
巻島は自分に瞬間移動する能力はないから心配ないと返します。
そんな中、今泉と鳴子はなかなかバスに乗ってこない坂道が気になり、バスの中から外を覗き込みました。
そして巻島がいることに気づいた鳴子は、今泉が呼び寄せたのだと思い込んで、でかしたと喜びます。
しかし今泉は何もしてないと返し、それならなんでいるのかという鳴子。
すると寒咲は小野田くんに会うために、戻ってきたんだと笑顔で話しました。
そして巻島が「小野田ぁ」と呼ぶと、坂道は「はいっ!」と力強く返事をします。
そんな彼に、いい返事だなと微笑む巻島。
さらに巻島はレース苦しかったか?きつかったか?精一杯走ったか?と問いかけ、坂道は力強く返事をし続けます。
巻島は近くでお前の走りを見て震えた、表彰台に痺れたと話しながら、坂道の頭に手を置きました。
「よくやった。がんばったな坂道」
そう言って微笑む巻島に、坂道は目を潤ませながら、レースだけでなくこの1年色んなことがあったと語り始めます。
しかしみんなに支えてもらって一緒にここまで来れて、楽しかったと涙を流しながら満面の笑みで話す坂道。
そんな彼を巻島は抱きしめました。
その時、バスに乗り込んでいた総北の面々が巻島たちが戻ってきたことに気づき、一斉にワッと集まってきました。
巻島は金城に、これで心残りはないと微笑みました。
その後、巻島はイギリスのスーパーで見つけたのだと言いながら、ポケットからくも太郎を取り出し、坂道に渡しました。
それを見た坂道は驚愕します。
どうやらそれはイギリス限定で発売されたものらしく、数量が少なくて、まぼろしたろうと呼ばれ、通販でも取り扱いがなくなっているのだとか。
さらにペラペラとそのくも太郎について熱弁する坂道ですが、巻島は何を言っているのか分からず困惑している様子。
坂道はこんなすごいものを受け取れないと、深々と頭を下げてそのくも太郎を返しますが、巻島は自分が持って帰っても持て余すだけなので受け取れと言いました。
それを聞いた坂道は感謝しながら、嬉しそうにくも太郎を受け取ったのでした。
弱虫ペダル678話感想
坂道が巻島に無事報告出来ましたね。
巻島が坂道にかけた言葉にグッときました。
次は再び箱根学園のレースに戻るようです。
どんな展開になるのか楽しみです!
次回の弱虫ペダル679話が掲載される週刊少年チャンピオン17号は3月24日に発売されます。