こんにちは。ひらりです。
2021年8月2日発売のヤングマガジンより、マイホームヒーロー【143話】「罪と決断」を読みました。
142話では、
天照と共に天へ、信者たちは今こそ終末の時だと判断し次々に命を絶って行きました。死にたくない者もいましたが、それでも信仰心に抗えず自害。
窪が去った後の現場に来た哲雄は、大量の死体を前に悪魔は自分であったと痛感しました。
それでは、この記事では、マイホームヒーロー【143話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
マイホームヒーロー【143話】最新話ネタバレあらすじ
日が昇り明るくなっても目の前の死体は消えず、哲雄は今見ている光景が夢ではないことを理解します。
パンドラの箱を開けたのは哲雄ですが、止まらない殺戮を前に自分がやったことの重大さを思い知ったのです。自分が悪魔なのだと涙し始めた哲雄の胸ぐらを月夜見が掴みます。
自分でやったくせに泣くなと言いたい月夜見に、哲雄は土下座して謝ります。謝って済む問題でないことは勿論分かっています。
それでも自分でも想像できなかった甚大な被害を前に、泣いて謝るしか出来ることがないのです。
月夜見は犯人だと分かった哲雄を探しに言ったせいで村と共に戦うことが出来ず、知らぬ間に全てが終わってしまったと泣き出しました。哲雄は頭を地面につけひたすら謝っています。
哲雄の回想。
小さな頃から叱るのはいつも歌仙、哲雄は零花を甘やかしてきました。そのため、零花は悪いことをして歌仙に叱られた時も哲雄に縋り付いてきます。
しかし哲雄はこの日、零花を優しくしかりました。悪いことをしたら叱る、それは零花のためなのだと哲雄は零花に教えたのです。
場面は戻り月夜見は剣先を哲雄に向けていました。哲雄に選択を迫ります。
今死ぬか、窪と戦うか。
その質問に哲雄は戦うと即答しました。
勝てないことは分かっています。零花に教えて来た“正しい大人”にも慣れてはいません。それでも哲雄は更なる罪を重ねてでも窪を殺さなければならないのです。
その頃窪は逃げている最中で転んでしまった胡蝶を追いつめていました。
他の信者とは違い、戦うでも殉教するでもなくただ逃げるだけの胡蝶はつまらない、と窪は胡蝶を殺し他の村人を探しに行こうとしますが、ふと哲雄が良いと感じて空を見上げます。
その頃哲雄は窪に勝つために、正攻法ではなく罠を準備し始めていました。
マイホームヒーロー【143話】感想
自分が引き金となり沢山の人が死んでしまったという大きな罪悪感が一気に哲雄を包み込んで行きました。
もう何も考えられないほどに打ちひしがれた中で、すぐに自分が取らなければならない責任として窪を殺すことを決めた哲雄の姿に少し感動しました。
また、これまでずっと歌仙を苦しめ続けていた胡蝶が今回の話で死んでしまいました。
最後まで自分が生き残るために窪に金を差し出そうとしていましたが、残念ながら窪は金では動かず殺されてしまい、あっけない最後だったなと思いました。
マイホームヒーロー【144話】考察予想
残る50人ほどの村人も全滅させてしまいたい窪ですが、ふと哲雄のことを思い出しました。
別に哲雄が今の状況を仕組んだこともどうでもいいと言っていた窪は、逆にそこまでのことをしてのけた哲雄に一目置いたのではないでしょうか。
これまで半グレを欺き、追われても生き延び続けていた哲雄。窪にとって哲雄はこれまでにいなかった相手なのだと思います。
この作品の最終決戦は哲雄VS窪!哲雄は死ぬ気ですが、もう1度だけでも家族に会うことは出来るのでしょうか。
まとめ
この記事では、マイホームヒーロー【143話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。