こんにちは。2020年3月25日発売の週刊少年マガジン2020年17号より、それでも歩は寄せてくる【52話】のネタバレと感想&53話の考察予想についてまとめました。
51話では、かなりピンチなテスト勉強のため、将棋をおあずけにしつつも、その実、指したくてうずうずしている様子の歩。それを察したうるしは、あれこれと巧妙な言い回しで誘惑をかけます。詰将棋のように追い込まれ、陥落寸前となる歩。
しかし自身が勉強に不安のないうるしは最後の一手を読み間違え、結局歩に勉強を教えてあげることになるのでした。
それでも歩は寄せてくる【52話】最新話ネタバレあらすじ
勉強を教えてもらうため、うるしとともに図書室を訪れた歩でしたが、テスト期間中のため、図書室はすでに満室。
ちょうど図書委員の仕事をしていたタケルと桜子のはからいで、カウンターの内側のスペースを貸してもらいます。
うるしと隣り合って並び、勉強を教えてもらう歩。
しかし、いつもの対局時などに比べてはるかに密着した距離感に、どうにも緊張を隠せません。
本人の口からそれを聞き、一瞬照れつつも、優位に立って歩をからかうチャンスと見たうるしは、もっと引っ付いてやろうか、と攻勢をかけます。
それをそっと見守ろうとする桜子に対し、タケルはすぐさま手助けという名の余計な介入をしようとします。
そうはさせまいと桜子は、タケルの腕にぎゅっと抱き付き、教えてあげるから邪魔しないで私たちも勉強しよう、と囁きかけ、タケルの動きを封じます。
その様子を見て、ふたりは付き合っているのかと興味津々なうるし。
付き合ってはいないと思う、と答える歩に、なら桜子がタケルを好きなのか、とうるしは問いますが、それにも、どうでしょう、と言葉を濁す歩。
あんなに引っ付いてるんだから絶対そうだ、と食い下がるうるし。
引っ付いてるからといって好きとは限らないだろうとの歩の言葉にも、いや好きに違いない、と引き下がりません。
そうなんですか、と照れる様子の歩を見たうるしは、そのとき初めて、自分もずいぶんと歩に引っ付いている状態であったことを思い出し、自分のはヒソヒソ話のためだし違う、などと急激に照れはじめ、あからさまに歩から距離を取るのでした。
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それでも歩は寄せてくる【52話】感想
まず今回は桜子の小悪魔ぶりが光ってました。腕をぎゅっとしてからの、耳元での囁き。あれをやられちゃうと男の子はもう為すすべもないでしょう。
一方のうるし先輩は相変わらずです。将棋同様の攻めっ気と、裏腹の攻められ弱さ。というか、別に攻められてないのに攻めっ気がブーメランになってるだけのことがほとんどな気も……。そんなこんなでひとりあわあわしてるのが、とても可愛らしいですね。
しかし歩にせよタケルにせよ、こんな状況だとむしろ勉強にならないんじゃないか、という気がしてなりませんね。
それでも歩は寄せてくる【53話】考察予想
やっぱり何が面白いかって、歩はもちろんうるしも、恋愛において駆け引きできるほど経験もないし成熟もしてないんですよね。それでも何かにつけ自分ばっかりどぎまぎさせられるのは癪だから、つい駆け引きめいたことをせずにはいられないという。
それから桜子とタケルも、歩とうるしに対して、相互作用しないようで相互作用する感じに、なんとも言えないおかしみがありますよね。
さて、うるし先輩、次はどんな自爆っぷりをみせてくれるのでしょうか。また、「防御は最大の攻撃」を無意識に地で行く、歩の立ち回りにも期待です。次回も非常に楽しみですね!
まとめ
2020年3月25日発売の週刊少年マガジン2020年17号より、それでも歩は寄せてくる【52話】のネタバレと感想&53話の考察予想についてまとめました。